2023年Valorant：新リーグ設立・パートナーシップ制度の導入などを発表
Riot Gamesは4月29日、2023年におけるValorant競技シーンの新計画を発表しました。 新体制では、成長・変化を続けるeスポーツシーンにおいてValorantを継続的・長期的に運営していく安定性を確立することを目標にしており、選出チームとの長期的なパートナーシップ契約や最高峰レベルのインターナショナルリーグの新設などを明らかにしています。
以下、発表から抜粋した2023年Valorant競技シーンの主な動きになります。
2023年Valorant競技シーン、新計画概要
最高峰レベルのインターナショナルリーグを新設
・世界屈指の強豪チームが集結する3つのリーグで、試合を週ごとに継続的に行う。
・リーグの区分はアメリカ大陸、ヨーロッパ、アジア
└※地域区分
アメリカ大陸：北アメリカ・ラテンアメリカ・ブラジル
ヨーロッパ：ヨーロッパ・ロシア・トルコ・MENA地域
アジア：東南アジア・韓国・日本・南アジア・オセアニア
・それぞれのリーグを代表するプレイヤー同士が健康/安全基準を満たした場合はオフラインで熱戦を繰り広げる。
・インターナショナルリーグでは、各リーグから選出される出場チームとの間で長期的パートナーシップを締結する。これは、安定的な長期計画の構築、エコシステムへの一層の関与、そしてファンコミュニティーの発展推進の礎となるものである。
・シーズン中には国際イベントMastersが2回と、世界王者決定戦であるVALORANT Championsが開催される。 Lいずれのグローバルイベントも、インターナショナルリーグで優れた成績を残して出場権を獲得したチームのみが参加できる。
新たなドメスティックリーグの設立
・現在のChallengersやGame Changersのシステムを拡張したリーグであり、インターナショナルリーグを目指し、実力を示す舞台となる。
└ドメスティックリーグはインゲームトーナメントとも直結しているため、新進気鋭のプレイヤーたちが従来よりも頭角を現しやすくなる。
└ヨーロッパのVRLはこのドメスティックリーグの初期高層をベースとしており、2023年には他地域でも同様のリーグが設立されていく予定。
・出場できるのはゲーム内コンペティティブモードの上位チームで、国や地域のトップチーム同士が真剣勝負に挑む。
新たなゲーム内コンペティブ体験
・あらゆるプレイヤーがVALORANTクライアント内から直接参加できるもので、世界中の優れたプレイヤーが実力を示す場として機能するよう設計。
・このモードはすべてのプレイヤーにそれぞれの「プロの道」を拓くものであり、「ドメスティックリーグ参加権利」争奪戦に参加できる様になる予定。
eスポーツシーンでの異例の取り組み
・Riot Gamesは、2022年を通じて長期的パートナーの申請プロセスを進めていく。選出条件を満たすチームには1年単位の経済的支援を実施し、さらに独自の限定インゲームコンテンツ/プロダクトのコラボレーション機会も提供する。
└これによりパートナーチームはVALORANTの月間アクティブプレイヤー数1500万人に向けてブランドコンテンツを提供できるようになり、プレイヤーはVALORANTの観戦/プレイ中にお気に入りチームを応援できるようになる。
「2022 VCT Masters Reykjavík 」でのZETA DIVISIONの活躍もあり、日本でも盛り上がりを見せているVALORANTの競技シーン。このシステムには賛否両論ありますが、どのチームがパートナー契約を結ぶのか、全体の構成がどうなるのか注目です。
プレスリリース及び公式サイトでの発表は以下から閲覧できます。
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