事業の売却または投資家の誘致を検討
先月報じられた、北米VALORANT Champions Tour 2022の運営者における給料未払い問題。この問題に関して、運営会社の「Nerd Street Gamers」が財政難に陥っており、25%の人員削減を実施、事業の売却または投資家の誘致を検討していると海外メディア「ADVOCATE」が報じています。
Nerd Street Gamersの給料未払い問題
Nerd Street Gamersは、アメリカ・フィラデルフィアに拠点を置く大会運営会社で2021年と2022年に北米のVALORANT Champions Tourの開催を行ってきた運営組織です。(2023年からのChallengersリーグの運営権利は別組織である「Knights」が獲得しています。)
2022年後半頃からNerd Street Gamersがキャスターや大会に関わってきた人々に給料を払っていないことが発覚。キャスターがCEOとのやり取りをTwitter上で公開するなど波紋が広がっていました。また、この給料未払い問題に関して、VALORANT EsportsのグローバルヘッドのLeo Faria氏も「受け入れられない」とコメントしています。
財政難に
今回、海外メディア「ADVOCATE」が報道したところによると、Nerd Street Gamersは深刻な財政的負債を抱えており、同社の代表者が、ニューヨークのメディア会社「Vindex」の子会社や、元の投資家に事業の買収やさらなる投資の可能性についてアプローチしているとのことです。
また、Nerd Street Gamersがスタッフの25%を解雇したとも報道。財政難が伺えますが、現在でもNerd Street Gamersはオンライントーナメントを運営しています。
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