2024年に向けた大会方針を発表
Riot Gamesは8月14日、2024年シーズンに向けたTier2(Challengers)シーンのビジョンと今後の展開について発表しました。
本記事では2023年からの3つの変更点をまとめています。
※以下、元記事より引用・翻訳
Today we want to share our philosophy on Challengers and how we will evolve for the 2024 #VCT Season.
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) August 14, 2023
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①Challengersリーグを通年開催に
1月から6月までに開催されていたChallengersリーグを、Tier1のエコシステムがオフシーズンと1年の後半部分も含め、通年開催に移行します。そうすることで、その時期にChallengersにスポットを当て、視聴率に大きく貢献できることを期待しています。
この変更には、全ての大会で序盤の全試合を放送しないなどのトレードオフが必要になりますが、各々のリーグが異なるアプローチを取る可能性が高いです。一例では、ウォッチパーティーを主催したいクリエイターのために、より良い環境で観戦できるようにするということです。
いずれにせよ、新しいスケジュールは選手たちが継続的に競争し、スキルを向上させる機会を確保できるようになります。
同様に、Challengers AscensionもChampionsの後の9月にスケジュールを移動させ、スポットライトを浴びる機会を作ります。AscensionはTier1への道のりの集大成であり、非常に高い競争力を持っているため、VCTにおいて1年で最もエキサイティングな瞬間の1つだと考えています。
この変更により、Ascensionは1年のカレンダーの中でより良い位置づけとなり、より脚光を浴びることができるようになります。
②選手ローン制度を設ける
2つ目の変更点は、選手の流動性に関するものです。
私たちはより多くの選手がVALORANT競技シーンのレイヤー間を行き来することを目指し、インターナショナルリーグのチームがChallengersリーグのチームと提携関係を築くことを認めると同時に、新たな選手ローン制度を設けることを決定しました。
この新体制によって、各チームはより自由に選手をトレードできるようになり、Tier1のリソースを活用してTier2の選手育成をサポートすることを目指します。
③Premierを強化
最後の進化はPremierです。PremierはVALORANTの新しい対戦モードで、プレイヤーはチームを作り、ゲーム内で毎週開催されるトーナメントに出場することができます。PremierによってChallengersリーグへの出場権を獲得し、ゲーム内からプロへの明確な道が開けます。
Premierの素晴らしいところは、プロになりたいと熱望する全ての人に門戸を開いていることです。チームを編成してトーナメントに申し込めば、あとは自分の成績次第です。Premierは、VALORANTが利用可能な全ての地域をカバーし、意図的に規模を拡大するように設計されています。そのため、Challengersへの昇格・降格頻度を高めることで、VALORANT競技シーンに広く強固なTier3を効果的に作り出すことができます。
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