モンストについて質問してみよう。
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「乳と蜜の流れるところ、あなたにだけ教えてあげる」
荒野とカナンの違いは、水源や緑の量だけでなく、家畜の羊や山羊たちの育ち具合にも出でくる。・・・荒野の羊や山羊は、沃地の羊や山羊に比べて、乳の出が悪い。・・カナンに来ると、一年を通して羊や山羊が食べる「緑」の量が違う。乳の出方もいい。家畜だけではない。イスラエル人の母親たちも、カナンに住んでから自分たちの乳の出でよくなったのに驚いたに違いない。赤子がいくら吸ってもまだあふれるように出る。乳の蜜の流れる地」という言葉が生まれた背景には、こうしたイスラエル人自身が体験した大きな驚きと感動があったのだと思う。つまり、「乳と蜜の流れる地」は、全てがからからの荒野の生活を体験した人々たちの中からこそ生まれたのだ。苛酷な荒野の生活をたっぷりと味わったきた人間だけが、それを少しも大げさとは思わないで使えた、カナンの美称なのだ。」
(「わが名はベン・オニ」1986年、エルサレム文庫出版43~45頁)
* この「乳の蜜の流れる地」という表現は旧約で18回の言及があり、申命記では6回(6:3/11:9/26:9, 15/27:3/31:20)使われています。
* 「乳と蜜の流れる地」という表現が他のことばでも言い換えられています。「良い地」(申命記8:7)、「主の与えようとしておられる相続の安住地」(申命記12:9)、「先祖に与えると誓われた地」(エレミヤ32:22)、「どの地よりも麗しい地」(エゼキエル20:15)、「主が絶えず目を留めておられる地」(申命記11:12)、などがそうです。
* 「乳と密の流れる地」とはどういう地なのかを思い巡らしてみたいと思います。そしてそれは今日的な私たちにおいていなかる意味を持つかを瞑想してみたいと思います。テキストは、①8:7~10、②11:8~12、③12:10の三箇所です。それぞれ以下の三つの特色ある地(国)であること語られています。※〔脚注〕
だそうです。
乳ですよ。
そんで場所、それこそがカナンです。
カナンとは、地中海とヨルダン川・死海に挟まれた地域一帯の古代の地名である。
聖書で「乳と蜜の流れる場所」と描写され、神がアブラハムの子孫に与えると約束した土地であることから、約束の地とも呼ばれる。
お母さんに真面目に聞いてみよう。
これはまじめ話でいいんですか。
約束の地、カナンのことです。
乳と蜜の流れる場所