逆転勝ち

あれは・・・そう、久しぶりに時間の空いた友人４人とクシナダ零の討伐へと向かったんだ。
友人の奥さんがまだクシナダ零を所持していないので、手伝ってほしい、という理由だったと思う。
こちらとしては断る理由もなかったからな、一言返事で付き合ったよ。
・・・まさかあんなことになるなんて、思ってもみなかったからな。

パーティの編成は「ツクヨミ、ルビー神化、リンツ―、ウォッカ」だった。
正直簡単なミッションだと思っていたよ、ほとんど最適のメンツを揃えたんだ。さっさと終わらせて一杯やろう、ってさ。・・・考えが甘かったよ。

クシナダ零をプレイしたことあるやつなら知ってると思うが、奴さん、かなり初見殺しの部分が大きい。
事前に情報を手に入れていないと、どの順番で処理するかとか、勾玉とボスのＨＰがリンクしているとか、判らないまま負けちまう、なんてことは往々にして起こりえるもんだ。

自分としては結構やりこんでるという自負もある、攻略法も確立しているつもりだ。
だが、他のメンバーは違ったんだ。これはソロじゃない、マルチなんだ、って思い知らされたよ。
攻略法を教えようにも下手にlineなんて使っちまったら切断、なんてことになって本末転倒だ。
負けては反省会、負けては反省会の繰り返しさ。この状況だとこうするべき、ああするべき、なんてことからブロックの判定の話まで、ＳＳの使いどころ、とにかくいろんなことを話したよ。
そうこうしている間に来ちまったんだ。そう、タイムリミットっていう死神さ。

もうチャンスはあと２回？　いや、３回？　とにかく結構切羽詰まっちまったんだな。
そうすると人間ってのは、ミスが出るようになっちまう。
一番経験のある俺がミスって負け、なんて目も当てられないさ。仮にも作戦をたて、周りにアドバイスしてる立場の人間だ。一回一回のショットを綿密にシミュレートしながらプレイしたよ。

ラストステージだった。
リンツ―とウォッカのＳＳはすでに使用済み、残ったのはツクヨミとルビー神化だけ。
左上の勾玉は処理したが、右下の勾玉は処理できていない。どうにもあそこの勾玉はブロックの状況も相まって処理し辛い。
もたもたしている間にもどんどんこちらのＨＰは削られる・・・。
どうにかルビーのＳＳを使ってクシナダ零を追い詰めたがあと一押しが足りなかった・・・。
こちらの残りＨＰは１００００を切っていた。
結局勾玉の処理が追い付かず、奴の銃口はこちらを捕らえていた。いつ撃たれてもおかしくなかったんだ。
ちょうどツクヨミのターンだ、ＳＳで回復もできた。だが回復したところで、やつに打たれれば神属性のツクヨミはひとたまりもないだろう。そのまま撃ち殺されるのがオチだった。
だったら・・・。決死のＳＳだったよ。
どうにか隙間を縫って、ツクヨミのＳＳを勾玉狙って打ったんだ。
だがな、ブロックに弾かれちまった・・・。「ああ、終わった」って声がメンバーから聞こえた気がしたよ。俺もそう思った。
むなしく響く回復の音、その後に聞こえた無常のレーザー音。そしてゲイムオイバーとこちらの精神を逆撫でするボイスが流れる・・・はずだった。
違ったんだよ。勾玉のレーザーに打ち抜かれたルビーの反撃が、ジャストクシナダ零の弱点にヒットしていたんだ。
まさかの逆転勝利だった。安堵のため息が流れたよ。結局俺はなにもできなかった・・・。

その後、無事運枠のツクヨミが金の卵を拾い、当初の目的は果たされた、ってわけさ。
俺は思ったよ、「やっぱり、モンストって最高だな。」ってさ。

先日のニライカナイ戦の出来事。いつもはボス2戦目でSSを使わないのですが、予想外にピンチに陥って神化ガブのSSを使わされ、ボス最終で進化ガブのSSを使ってもあまり削れず。おまけに次が割合攻撃にも関わらず、デプスを倒すタイミングをミスったせいで割合攻撃と同時にHWが消えるという大ピンチ。
貂蝉のSSはたまり直すけど、その前にホーミングが飛んでくるからこれは詰んだかなと思いながらも剣を取りながらベルフェのSSを打つと、とんでもないダメージを叩き出して大逆転できました。

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こんにちゎ。

その昔、イザナギ適正と歌われていたのがアラジン神化でした（笑）

いつの間にか適正キャラの中から名前がなくなりましてが‥（笑）

イザナギと死闘中、こちらの最後の攻撃を終え、残り1ミリにも満たない、自分とイザナギさんのHP‥
死を覚悟したその時、アラジン反撃モードの反射レーザーで逆転勝ちした事があります。

よくルシがDWに突っ込む→大号令でフィニッシュ→HP0で勝利
ステージクリア時HP0だった場合、昔は敗北扱い